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CST Touching the Brain(グリア細胞)(CTTB)
さまざまな働きをするグリア細胞に対する独自のアプローチ!
グリア細胞は最近の研究で、神経系において様々な役割を果たしていることが分かってきました。グリア細胞は神経細胞に栄養を送ったり、排泄物を取り除いたり、また神経細胞に送られる物質をコントロールしたりしています。そうしたシステムが乱れると、アルツハイマー病や多発性硬化症など、様々な神経系の病気を引き起こす可能性があります。
グリア細胞のシステムは脳や脊髄等の神経系の健康に欠かせないものであり、クレニオセイクラルセラピーの優しいタッチでそれらのグリア細胞のシステムに触れることができます。
CST Toughing the Brain のコースではその各グリア細胞の役割について学び、それにいかにアクセスしていくかを学んでいきます。
なぜ5gタッチで深部にあるグリア細胞のシステムに触れることができるのか、まずはコースで学びそして実践してみるととても面白い世界を体験することができるでしょう。
このコースの概要
【CTTB1】
グリア細胞の種類と機能を探索します。
グリア細胞が、中枢神経系 (CNS) の外側から CNS の内側へどのように施術に組み入れられるのかを考えます。
脳脊髄液 (CSF) の生成と CSF の流れの調節におけるグリア細胞の役割を見つけます。
グリア細胞が CNS の治癒をどのように助けるかを学びます。
CSTのグリアのテクニックを使って、神経系が最適に働くよう促します。
自閉症スペクトラム障害、感覚処理の問題、外傷性脳損傷、神経変性障害、脳性麻痺、てんかん、慢性疼痛、脊髄外傷、不安神経症、神経障害などの神経系障害に、CSTのグリアのテクニックを使って施術する方法を学びます。
CST の触診と治療のスキルを高め、豊かにし、洗練していきます。
【CTTB2】
眼、網膜グリア、視神経路。
シュワン細胞、ミエリン鞘、軸索経路、神経筋接合部。
感覚系サテライトグリア(三叉神経節、後根神経節)、末梢から中枢への炎症カスケード。
自律神経系サテライトグリア(交感神経、副交感神経、腸管)、ストレス反応のモニタリング。
腸-内皮バリア、腸-血管バリア、肝門脈系。
健康と苦痛のグローバルおよびローカルパターンに対処する媒体としての末梢および中枢細胞外マトリックス。
グリアの情報は中枢神経系を理解する上で非常に重要であり、CSTがどのように変化を生み出すかにおいて、直接的に相互に関連しています。
【CTTB1紹介文】三好惟久(CSTインストラクター)
アプレジャークレニオセイクラルセラピーの目的は「硬膜の緊張」を緩める事により脳脊髄液の循環を促進して脳および脊髄からなる中枢神経系を活性化し、人間が持つ自然治癒力言い換えると
「脳の力」
を活性化するという事です。その脳の9割がグリア細胞から出来ています。つまり、私達が脳を見た時、グリア細胞を見ていると言っても過言ではないでしょう。よく耳にする脳の神経細胞ニューロンとグリア細胞の総数比は1対9です。ただ、グリア細胞は小さい為、重さにすると1対1になります。
かつてはグリア細胞はニューロンを物理的に支えるだけが役目と考えられてきましたが、近年の脳科学で実はニューロンを支えるだけでなく脳内において八面六臂の活躍をしている事がわかってきています。その重要な仕事の一つが
「脳脊髄液の調整」
です。その一例としてグリア細胞は脳の血管に張り付き血液脳関門(BBB)を形成して脳に上がってきた血液を精査し脳と脳脊髄液の恒常性を維持しています。この血液脳関門(BBB)を始めとするグリア細胞が形成する脳内の微細で重要なシステムに手でアプローチするテクニックがCTTB1では提示されてます。
クレニオセイクラルセラピー(CST頭蓋仙骨療法)の創始者、ジョン・E・アプレジャー博士の晩年の研究は細胞へのアプローチでした。そのアプレジャー博士の弟子と言っても過言ではないのが、「ブレインスターズ」の著者でこのグリア細胞のテクニックを開発したタッド先生です。今回のCTTB1セミナーはそのタッド先生から教えを受けたアイスランドのエラ先生をお招きして開催します。
手技で直接、脳細胞にアプローチする日本初開催となるこのCTTB1セミナーに是非ご参加下さい。また、参加される先生方におかれましては予習として「ブレインスターズ」を事前に読んでおかれる事をお勧め致します。
【CST Touching the Brain(グリア細胞)初級(CTTB1)コースにおすすめの書籍】
ブレイン・スターズ クレニオセイクラルセラピーに光をもたらすグリア細胞 Tad Wanveer 訳:三好惟久 校正:中川法子エレン