SER1(体性感情解放1)セミナー、開催されました!
昨日までの4日間SER1(体性感情解放1)セミナーが開催されました。今回はオランダからHans先生をお迎えして、33人のビッグクラスとなりました。
Hans先生は今回で3度目の来日となります。しかし前回より、よりSERが理解しやすい印象を受けました。感情の解放というと、とかく怖いなぁという感じがする方も多いと思いますが、今回は段階を経て学んでいったので安心して受講できた感じです。
まずCST2で習った局所のアンワインディングの復習から入り、その後お互いの身体には触れずに相手の方と融合して対話の練習をしました。これは3人で行うワークで、セラピスト役、患者役、アシスタント役に分かれます。アシスタント役の方は患者役の方に起こる様々な変化を書き留めるようにします。触れないにもかかわらず、融合することによってクレニオセイクラルリズムが突然止まる現象であるSD(意義探知機)が発動し、感情が表現されることがあります。触れないで練習するので、対話の練習に集中することができます。
どのように対話を進めていくかがSERをする時に難しいところではあります。対話が途切れたり、迷ったりすることも多いです。しかし大事なことはbe there(そこにいること)であり、そして患者さん自身に興味を持って接することだと教わりました。話の中身ではなく、話している相手に興味を持って聞くということです。
すると自然に対話ができます。そして自然にSDを感じることができます。みんなで椅子をサークルにしてワークのシェアをするのですが、33人という大人数にもかかわらずSDに入ったことが分かり、そこで感情を共有することができます。
3日目の午後のSERのフルセッションの練習では、確かにみなさん迷いながらも、確実に良いワークをされている印象を受けました。
Hans先生、参加されたみなさん、そしてアシスタントのみなさん、お疲れ様でした、そして本当にありがとうございました。