ハンガリーよりOrsi先生来日!SER1(体性感情解放初級)、CST小児初級(CSP1)を開催しました!

ハンガリーよりGábriel Orsolya (Orsi)先生をお招きして、SER1(体性感情解放初級)、CST小児初級(CSP1)を開催しました。
Orsi先生のSER1のクラスは日本初開催でしたが、とても分かりやすく、しっかりと身につけるためのポイントを教えてくださり、とても勉強になりました。全体としての重要なポイントのひとつとしては、「SD(意義探知機)の質」ということを強調されていました。SDは患者さんにとって重要なことが起きているとクレニオセイクラルリズムが突然止まる現象で、私たちはそれを指標としてイメージや対話を使ったりしながらセッションをしていきます。
それもただ止まるだけでなく、より重要なことが起こっている、あるいは対話をしている時に何かの言葉でグッと深くSDに入っていくことがあります。この感覚を今回は非常に大事にしました。
最終日に近づくにつれて、受講生の皆さんの雰囲気がかなり変わっていくのを感じました。
CST小児初級(CSP1)は2018年以来の開催で、今回は多くの受講生の皆さんにご参加いただきました。ここでもやはり組織の溶け合う(メルディング)ことや、SDについても同様に大切であることは繰り返し述べられていました。
小児は扱うのが難しい一面もありますが、私たちは手技療法家としてやるべきことはきちんとやるべきであると言われていました。気になる箇所、エネルギーシストを見つけ、それを治療し、後は身体にまかせると身体は治癒に向かいます。実際にご家族、子供達とのセッションを通して、私たちは多くのことを学びました。
また先生はよく「見つけたものを治療しなさい」と言っていました。脳性麻痺があるからといって、その人は「ひとりの人」であり、脳性麻痺を治療するのではありません。私たちはエネルギーシストを見つけ、それを治療することによってその人自身を治療するのですとおっしゃっていました。
今回は2つのクラスとも多くの方々にご参加いただき本当にありがとうございました。皆さんとっても良いワークしていました。Orsi先生、通訳の中野先生、またティーチングアシスタントの皆さん、ありがとうございました。最後は皆さんひとつのチームになったように、お互いに別れを惜しみつつ帰路につきました。大切な宝物を胸に抱きながら…








